わさび漬けやさん(眞田わさび本舗)



眞田わさび本舗のある広島県の「吉和」は西中国山地の麓にある地域です。
山口県の錦町、島根県の匹見町に接した広島県の西北部に位置します。面積の94%は山林が占め北には
十方山、西には冠山、中央には女鹿平山がそびえています。

標高は約650mの高原盆地で、冬の寒さを我慢すれば、非常に住みやすく、自然の豊なところです。
古くは「吉羽」と書かれ浅野藩の領地であったようです。1889(明治22年)年の町村制の施行により
「吉和村」となり、平成15年の平成の大合併で現在の廿日市(ハツカイチシ)と合併をして、
吉和地域となりました。

この地域の人口は850人程度で、現在では高齢化が進み、若い人の定住促進に力を入れています。

地域の状況は、非常に多くの自然と産業が共存して
います。公園施設(もみの木森林公園魅惑の里)や
温泉(潮原温泉クヴェーレ吉和)、また、
スキー場(めがひらスキー場)や美術館(ウッドワン美術館)釣堀(つり掘り亭にしむら)などの観光施設があり、
冬はスキーで賑わい、春から夏かけては避暑地として、
この地域の従来からの戸数と変わらないくらいの別荘地
が多くの人を呼び込みます。

また、この吉和の山には多くの広葉樹が残っており、
秋になると紅葉狩りで大変賑わいます。
めがひら山

集落地から、少し山に入ると自然のままの渓谷が残っています。この渓谷の水はとても綺麗で、
この吉和の川が広島県の1級河川の「太田川」の源流となっています。この綺麗な水のあるおかげで、
吉和の「わさび」が生まれました。



わさびには、水わさびと畑わさびがありますが、吉和のわさび栽培は従来から水わさびの栽培をしています。
方法は山の谷の両脇に石積みをし、水の流れる地面には、下に砂、上にばらす(少し小さいめの石)を置いていきます。
この地方では、この谷の事を「わさび谷」と呼びます。

(右の写真がその様子です)
わさびには種から作るものと、苗を植え付けるものがあり
ますが、この吉和では苗を植え付ける方法を多く用いて
います。

品種は、以前在来種という粘りがあり甘味の強い
わさびがありましたが最近では、収穫量も減り島根3号
という品種が主流となっています。
辛味もあり青色の鮮やかさが特徴です。

わさび谷
わさびは、苗の植付けから2年後が収穫となりますので、松茸のように毎年取れるものではありません。
植付け時にも谷を洗う(水中ポンプでごみを取り除いたりする)作業もあり、これがなかなか大変な作業です。

こうして収穫されるわさびですが、現在では、生産者の高齢化と後継者不足で生産量のの減少が悩みの種です。


    

〒広島県廿日市市吉和543-1
眞田わさび本舗
http://www.sanada.biz